六本木ヒルズ森タワー38階にオフィスを構えるCROOZ株式会社は、「オシャレすぎるオフィス」としてさまざまなメディアで取り上げられています。今回編集部は、10月下旬にリニューアルしたばかりのオフィスをいち早く見学させて頂きました。
<前回の取材記事>
宇宙船を思わせるエントランス
はじめて来社したとき、私たちは目を疑いました。エントランスが宇宙船の中にしか見えなかったからです!待合用の椅子は操縦席のようなシート。こんなSF空間の先に働くオフィスがあるのでしょうか……。
担当の方があらわれ、会議室に案内していただきました。扉も宇宙船を思わせるデザインで、徹底したこだわりが感じられます! 来客用会議室は全部で6室。一番広い部屋は、各グループ会社が集まる会議や採用イベントなどで使用されるそうです。
インスタ映えすると噂の「ワープゾーン」
ここは、エントランスと執務室をつなぐ「ワープゾーン」と呼ばれる通路。暗闇に流れる無数の光が来訪者を銀河の世界に誘います。ここを通過すると、いよいよリニューアルされた執務室へ!
樹木に覆われたミーティングスペース
先ほどの世界とは一転、まるでジャングルのような空間に突入しました。
入口で待ち受けていたのは、トラとライオン! ほかにも、さまざまな動物がオフィスのいたる所にいます。
天井から感じるキリンの視線!
キリンがのぞいているのは、ミーティングスペース。
ここには6人掛けの円卓テーブルと、パソコン画面を映し出す大きなモニターがあります。仕切りの白い壁は全面ホワイトボードになっていて、書き込むことも可能。
クリアチェアーがオシャレなミーティングスペース
机が鉄板!?
上記写真はキャンプ場をイメージにつくられたミーティングスペース。リラックスした雰囲気で行うブレスト会議や1対1の面談などで使用されるそうです。周囲が森で覆われているので、意外と会話が漏れにくいのだとか。
38階からの景色を眺めてリフレッシュ
まるで洞窟のようなリフレッシュスペースにも緑があふれ、38階からの景色は抜群! 煮詰まったときなどは、ここで東京の街を一望しながら気分転換するそうです。
よく見るとフラミンゴが隠れています
絶景を望むことができる個人用ワークスペース
ここは、集中して作業を行うときやリフレッシュしたいときに自由に使える個人用ワークスペース。足元にはコンセントもあるので、長時間のパソコン作業もできます。
大きな樹の下に人が集まる
執務室の中央には「マザーツリー」と呼ばれる大木があります。従業員ですら、「どうやって中に運んだの!?」と、驚いたそうです。
ドクロの箱は重要書類を処理するための溶解ボックス
ダストボックスのデザインにもこだわりが!
マザーツリーの周りにはコピー機やダストボックス、本棚などが集められています。これは、従業員同士のコミュニケーションを生まれやすくするためのレイアウト。
天井に到達しそうなほど巨大なマザーツリー
以前より植物のインテリアやオブジェの割合が増えたというCROOZのオフィス。世界観を壊さないように、床に物を置かない、ケーブルなどは見えないように隠すなど、ルールも徹底しています。
夜景が見えるバーカウンター
今回のリニューアルを機に、さまざまな職種の方と交流するための「BAR TREASURE」を設置したといいます。東京タワーが一番きれいに見える場所にカウンターを置き、毎週異なるテーマで交流会を開催。社内だけでなく、社外の方ともコミュニケーション活性化を図っています。
ルイトモ〜〇〇が集まる夜景がキレイなお忍びBar〜
最後にオフィスリニューアルを担当されたプライスレス本部執行役員・諸戸友さんに、今回のコンセプトやこだわりについてお話を伺いました。
プライスレス本部執行役員・諸戸友さん
「以前のオフィスでは各事業部の執務室が点在していましたが、今回のリニューアルを機に本社機能のみをここに残すようにしました。これは各事業部やグループ企業が別の場所でそれぞれベンチャーマインドを持ち、成長スピードを高めて運営していくという方針のもと行っています。」
リニューアル前は「宇宙船CROOZ号が地球に着陸して世界中を遊ぶ」というテーマでデザインしましたが、今回は、「宇宙船が地球とよく似た未知の星に辿り着いた」というイメージ。CROOZにとって新しいステージへ昇る、第2章に突入した意味も込めているそうです。
オフィスは単なる働く空間ではなく、CROOZの事業や採用活動を広めるためのブランディングツールであると諸戸さんはいいます。実際に外部の方からは「CROOZのオフィスって、もはやテーマパークですね!」と言われることも多く、同社の印象を強く残す入り口として大きな効果を生んでいます。
<前回の取材記事>