日本最大級の利用規模を有し、100を超えるサービスを展開するヤフー株式会社(Yahoo! JAPAN)の採用動画をご紹介。誰もが知る有名企業の動画は、どんな内容なのでしょうか。採用担当者のインタビューも合わせてお届けします。
先輩社員に直撃!Yahoo! JAPANの魅力とは?
Yahoo! JAPANの採用動画
同社の採用動画の長さは約8分間。デザイナー職、エンジニア職、ビジネス職の先輩が会社の魅力や、やりがいを具体的に語るインタビューがメインで構成されています。
動画に登場される皆さんがとても自然な語り口。ヤフー採用担当者に制作フローについてうかがいました。
「事前に出演者には動画制作の意図を伝える説明会は行いましたが、セリフの用意などはしていません。制作側と出演者の距離をなくしてから撮影したことで、自然な会話が収録できたと思っています。」
出演者のリラックスした雰囲気
ヤフーの人財育成は内容が充実しており、技術研修などの専門スキル研修や「Yahoo!アカデミア」という企業内大学などさまざまなプログラムが用意されていると言います。
上写真の男性社員は研修前、自分の実力に自信満々だったそうですが先輩社員に教わるうちに、知識やスキルが全然足りていないことを痛感したとインタビューで回答しています。
イノベーションを生み出すオフィス
動画には先輩社員インタビュー以外に、本社オフィス内部も紹介。執務スペースは全館フリーアドレスになっており、あえてデスクをジグザグに配置することで、社員間コミュニケーションの活性を狙っているそうです。
芝生のミーティングスペース
畳の上でミーティング
集中ブースで効率アップ
大盛況の社内レストラン
ほかにもユニークなミーティングスペースや集中ブース、そして社内レストランの紹介も収録。社員にとって働きやすい環境が整っていることも短い映像のなかで十分伝わってきます。
動画の終盤では、ヤフーが求める人物像について紹介。ヤフーには「All Yahoo! JAPAN」「個のチカラ」「発見・提案・改善」「圧倒的当事者意識」「やりぬく」という「ヤフーバリュー(行動指針)」を掲げていて、この「ヤフーバリュー」を入社後に発揮できるポテンシャルのある方を採用していきたいと言います。
短い動画と長い動画の使い分け
Yahoo! JAPANのオフィス動画
ヤフーは2016年10月に、現在の東京ガーデンテラス紀尾井町に本社を移転しました。
移転と同時にオフィス紹介動画もYouTubeに公開。こちらは約1分間という短い動画ですが、制作意図について担当者にお聞きしました。
「このオフィス紹介動画は、『ここは本当にオフィスなの!?』という驚きを与えたいと思い制作しました。コンセプトは無機質。オフィス紹介動画は人が働いている様子も含めて撮影するのが多いと思いますが、あえて反対の手法を採用。新オフィス内には、社外の方も利用できるオープンコラボレーションスペースも設置。動画を観た人が『このオフィスに行ってみたい!』、『ヤフーで働いてみたい!』と思ってくれたらという狙いもありました。約1分間という長さにした理由は、3分くらいですと長く感じてしまう、でも15秒、30秒では魅力が伝わらない。じっくり空間を感じてもらい、印象に残る効果を出すには1分くらいが最適だと判断したためです。また動画の世界に引き込むための工夫として、冒頭に紀尾井町の空撮映像を入れました。」