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VRでインターン疑似体験!(株)トモノカイの採用動画

自席デスク

家庭教師紹介事業やキャリア教育事業などを行っている株式会社トモノカイの採用動画は、インターン疑似体験ができるVR動画。360度カメラで撮影しているので、オフィスの様子をぐるりと見渡すこともできます。

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リアルな1日インターン体験動画とは

【動画】360度動画でインターン体験VR

動画はインターン生の出勤する場面からスタート。エレベーターを降りて、エントランスを抜けて、「おはようございまーす!」と元気よく挨拶。自席につくまでをカメラが追います。ちなみに彼女が所属しているのは、「プロモーションチーム」です。

資料の準備

パソコンを開くとさっそく、今日のミーティングで使う資料を作成して社内共有。デスクには仕切りがなく、席が近い人同士が気軽にコミュニケーションを取りやすい環境になっています。

インターン生のMTG

執務スペースから会議室に移動。社員2名、インターン生2名の合計4名でブレスト会議が始まりました。今日の議題は「Twitterフォロワー3万人を達成した際に行うキャンペーンについて」です。
メンバーから出るアイデアを、司会の男性社員が手元のホワイトボードにメモしていきます。「それ、いいね!」、「面白い!」と声を掛け合い、楽しい雰囲気で盛り上がるブレスト会議。上下関係など気にせず、企画発案ができる社風が伝わってきます。
インターン生も、このような企画会議に参加させてもらえる会社なんですね!

代表取締役社長・徳岡臣紀さん

代表取締役社長・徳岡臣紀さん

ミーティングが終わり、席に戻って作業をしていると、「これは今、なにしているところ?」と話しかけてくる男性の声。
実はこの方は、社長!
「今度、Twitterで配信されるトモノカイのニューキャラクターです!」と答えると、「可愛いらしいね~」とお褒めの言葉をいただきました。普段からこんな風に、気軽に社員とコミュニケーションを取ってくれる方のようです。

新人指導

最後は、新しく入ったインターン生が業務の基本を教わっている場面に切り替わります。少しでも早く仕事を覚えようと、熱心に質問しています!

インターシップ参加前の不安を払拭する動画

トモノカイ事業展開

トモノカイの担当者に、VR動画の狙いや効果についてご回答いただきました。

――いつごろ、動画を制作されましたか?

動画の企画が始まったのは2017年9月で、同年10月にYouTubeで公開しました。

――どのような狙いでこの動画を制作したのですか?

大学生向けにバイト紹介やキャリア支援をしている企業として、大学生のインターンに関する意識調査を行ったところ、7割以上が「インターンに興味はあるけど、経験がない」という回答結果が得られました。そしてインターンへの応募を躊躇してしまう理由を詳しく聞くと、「ネット上の募集要項では給料などの条件は分かるが、人間関係や上司の距離感、職場環境が分からない、会社の雰囲気が分からない」という声が多数出てきました。
そこで、応募前に仕事のイメージとのギャップを埋める方法としてVR動画で一通り職場体験してもらうことを企画。
弊社のようなベンチャー企業のインターンは、大手企業に比べて良さが伝わりにくく、強みである居心地の良さや、社内の雰囲気の良さは文字や画像だけの募集要項では伝わらないと思い、動画を制作しました。ちなみにこの企画発案も学生です。

(参照記事リンク)

――動画撮影で工夫したことはありますか?

視聴者には、トモノカイの「プロモーション担当者」としてリアルな体験をしてもらいたかったので、実際のプロモーション担当者の業務シーンを集めるべく、一日中カメラを回しました。ミーティング風景では、特に台本やこうしてほしいというものは決めずに、通常通りの打ち合わせ。いつも通りすぎて、カメラが止まってしまっていることも気づかなかったくらいです。(機材の連続撮影時間は5分だったので)

――動画を公開して感じている効果は?

今回の動画はインターン募集用に作成したので、採用動画というとニュアンスが違うのですが、インターンに参加し、社員とのコミュニケーションを通して弊社の魅力を感じて長期間続けている、という実態があります。
「思っていたよりも堅い職場ではない印象を受けた」、「社長が横に来て話しかけられたのがすごい!」、「文字や写真だけだと、良いことだけ切り取られている感じがするけど、VRを体験することでリアル感が増す」といった感想をいただいております。少なからず、応募への不安払拭にはなっていると感じています。