世界191カ国に拠点をもつ食品飲料会社ネスレは、2017年に「生活の質を高め、さらに健康な未来づくりに貢献します」という同社の存在意義を再確認し、グローバルな視点でメッセージを発信。ネスレ日本株式会社でも、3本の企業紹介動画を制作したといいます。
ネスレ日本の働き方改革
「コミュニティのために」と題されたこの動画は、社員のインタビューや業務風景を通じて、ワークライフバランスと生産性向上を目指した働き方改革の推進を伝えています。
女性社員のインタビューでは、さまざまな会社の制度を活用し、育児と仕事を両立している様子を紹介。
「アロマストレッチ」で社員の健康増進を推奨
つづいて、「オフィスでも健康に。」というテーマで、就業後に「アロマストレッチ」を開催する社員が登場。アロマストレッチは、本社の託児ルーム「ネスレ キッズルーム」を有効活用するため、フィットネス経験のある社員の発案ではじまりました。
オフィスに笑顔と健康を
「個人と家族のために」の動画は、ネスレ日本のサービス「ネスレ ウェルネス アンバサダー」を利用した明るいオフィスづくりにフォーカス。実際に「ネスレ ウェルネス アンバサダー」を導入している企業にインタビューを行ない、笑顔と健康があふれる職場づくりをサポートしている様子を紹介。
「地球のために」の動画は、未来の世代のために資源を守ることをテーマに、霞ヶ浦工場の取り組みを伝えています。「ネスカフェ」 ボトルコーヒーの無菌充填プロセスにおける水の利用効率とサスティナビリティの向上への取り組みを紹介しており、社員のインタビューを通じて同社の真摯な態度を伺い知ることができます。
柔軟で働きやすい環境づくりと社員の生産性向上への取り組みにより「輝くテレワーク賞」を受賞
ネスレ日本のコーポレートアフェアーズ統括部に動画制作の経緯についてお聞きしたところ、「近年、若年層を中心にインターネットを利用したデジタルコミュニケーションへのシフトが顕著だったため、動画を通じて新たな接点を増やすために制作しました」と回答。
同社は全社員のワークライフバランスと生産性向上の両立を目指して、5日連続有給休暇の取得促進や19時退社の徹底、営業部門の直行直帰体制など働き方改革を推進。これらの取り組みが評価され、2016年には「厚生労働大臣表彰 輝くテレワーク賞」の最高賞である「優秀賞」を受賞しました。
柔軟で働きやすい労働環境や企業理念を動画で紹介することは、自社のブランディングや採用活動の成功につながる取り組みといえるのではないでしょうか。