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【採用レポート】システム開発企業「(株)タキオン」の場合

タキオン

システム開発・システムコンサルティングを中心に事業展開する株式会社タキオンは、規模拡大を目指し、通年で採用活動を行っているといいます。今回の「採用レポート」は、同社で人事を担当する高比良政人さんにご回答いただきました。

人事担当

高比良 政人さん

タキオンの事業内容

事業内容

Q.御社の事業について教えてください

弊社は「SES(システムエンジニアリングサービス)」と呼ばれるお客様先での開発を行っております。モバイルや医療、金融など幅広く手がけており、クライアント企業のエンジニアの方と一緒に作業することも多いです。
また、「こんなシステムがあったらいいのに」と思うアイデアを無償で開発する「開発費0円システム」という新しいビジネスモデルも展開しています。

タキオンの採用施策

人狼採用

Q.求人募集の方法について

新卒は毎年5名ほど採用することを目標に掲げています。利用している主な求人媒体は「マイナビ」と「ハローワーク」、「Indeed (インディード)」です。年度によって採用できる人数に変動があり、昨年は3名でしたが一昨年は7名採用しました。
中途採用は目標人数を定めず、「マイナビ転職」を活用して、優秀なエンジニアを募っています。

Q.御社の抱えている採用の課題点は?

採用ミスマッチによる退職者が多いことと、採用に対するリソース不足が課題です。
多いときには半数近くの新入社員が1年以内にやめたこともあり、理由として多いのが業務内容のミスマッチ。たとえば、ゲーム開発がしたくて入社しても、ウェブサイト開発の業務が増えたりすると、どうしてもやりたいことができなくなってしまいます。
今では離職率を改善するために、2ヶ月に1回、弊社代表や上層部の社員との面談を設けて、やりたいことができているか、公私問わず悩みがないかをヒアリングし改善に努めています。

また、弊社には人事部がないので、採用活動は代表や一部のベテラン社員に任せがち。スカウト型求人媒体も利用していますが、上手くアプローチできていないのが現状です。

Q.御社の採用したい人物像は?

クライアント先で常駐して行う業務もあるので、コミュニケーション能力の高いエンジニアを募集しています。一緒になって会社を盛り上げることができるハングリー精神の強い方、新しいことにチャレンジできる追求心のある方が、いま必要としている人です。

Q.御社が行っている採用施策は?

2017年の夏から、より多くの方に応募いただけるようにさまざまな施策を立てました。
ひとつは求人媒体に頼らず、自社採用するために行ったリクルートサイトのリニューアル。マイナビでの求人掲載だと、文字数や表現に制限があるので、より弊社の社風や業務内容が伝わる内容に変えました。同時にSNS広告を利用してリクルートサイトへの流入を増やしたり、「麻雀採用」や「人狼採用」といった目を引く採用企画を立てたりと工夫を続けています。

また、採用の間口を広げるために、エンジニアだけでなく事務職や気軽に応募できるバイトの募集もはじめました。2018年からは「LINEバイト」やバイト情報誌で求人を出し、すでに2名採用しています。今後はバイトから社員へ登用という流れを定型化できるよう、研修制度や人事制度を整える予定です。

<採用情報はこちら>

当社のここがイチオシ!

社内ダーツバー

タキオンのイチオシは「社内ダーツバー」です!

仕事終わりの社員たちが集まって、飲み会を開いたり、ダーツに興じたりしています。弊社の場合、社員の半数はお客様先での常駐業務となるため、帰属意識が薄れがち。そこで、社員同士がコミュニケーションを取りやすい環境を整えました。
ほかにも月に一度、社員全員が集まってレクリエーションを行う「帰社日」や「社員旅行」など、「社員は家族である」という社訓のもと一体感を高める取り組みを数多く行っております。