株式会社セブンコードが配信した採用動画のタイトルには「ブラック企業へようこそ」という不穏な文字が! いったい、なにをアピールしたいのでしょうか?
急成長を遂げたセブンコードだが……
2007年に設立されたセブンコードはWEBプロモーション事業やアウトソーシング代行事業を中心に業務展開。その後、新宿セントラルパークタワーにオフィスを移転したり、沖縄を拠点にしたグループ会社インターコードを設立したりと急成長を遂げ、順調そのものに見えるのですが……。
自虐が散りばめられた異様な内容
怪しい雰囲気から始まる動画。画面上には、「訪れる不安」、「見る目のない人事」、「低すぎる定着率」、「重なる悪評」といった採用動画とは思えない言葉が次々と表示されます。
「どんなに頑張っても、みんな辞めちゃうんだよ」と嘆く社員の姿も。
貼りつけられたリンクからセブンコードの新卒採用サイトに訪れてみると、4年間の新卒採用15名のうち退職者は13名、離職率は86%というブラック企業と思われても仕方のない情報が、非常にわかりやすい表で説明されています。さらには、「セブンコードの採用部門は見る目がない」と自ら宣言。
実は新たな採用方法のPR動画だった!
どうやらこの動画は、セブンコードの新たな採用方法「生放送採用」をアピールするための動画のようです。採用部門の選考だけでは心もとないと、生放送で行われる面接に視聴者にもチャットで参加してもらい、合格者を選んでもらう方法にしたとのこと。
同社では2016年3月からYouTubeにて社内の様子を24時間生放送しており、視聴者とのチャットを通じて、「生放送採用」を思いついたそうです。
見る人にインパクトを与える内容で、特殊な採用方法への興味をかき立てる。一風変わったセブンコードの採用動画をご紹介しました。