不要になった家電や家具、雑貨などを地元の人と繋がって売買したり無料であげたりできる掲示板「ジモティ―」。このサービスを運営している株式会社ジモティ―は、昨年2016年に、恵比寿から五反田へオフィス移転し内装やレイアウトなど、細部までこだわったと言います。
今回編集部は、広報担当・宮本亮さんにオフィス内をご案内いただく機会をいただきました!
広報担当・宮本亮さん
50坪から150坪へ増床
恵比寿時代の執務スペース
ーー2016年6月に恵比寿から、現在の五反田オフィスに移転をされたそうですが、移転をしようと思った一番の理由はなんですか?
人員増加によってオフィスが手狭に感じていました。恵比寿時代は、30人で働くのがギリギリの物件で会議室は一つだけ。ミーティングや採用面接を行うにも会議室予約が取りづらく、このままでは業務にも支障が出ると思い急いで移転。恵比寿は約50坪、五反田は約150坪ですので3倍ほど広くなりました。
現在の執務スペース
執務スペースでは、従業員と社長が気軽にコミュニケーションを取れるよう、社長室は作らず仕切りもつくっていません。
会議室ビフォーアフター
ーー会議室は、以前のオフィスと比べてどう変化しましたか?
恵比寿のオフィスでは、会議室があまりに不足していたので採用面接を近くのカフェですることもあったほど。フリースペースを簡易会議室に改造したりもしていました。
以前は1つだけでしたが、現在は4つへ増室。6名くらいで打ち合わせができる部屋が3つと、最大18名が入る部屋をひとつ設けています。
恵比寿時代は簡易会議室で対処
現在の会議室
18名席の会議室
会議室が増えたとはいえ、時間を有意義に使わなければなりません。本当にその会議が必要なものなのか、話し合いの議題は決まっているのか、基本的なことではありますが、無駄な時間、会議予約の削減を全員いつも意識しています。
ひな壇状のフリースペース
ーーここはフリースペースですか? とても広くてオシャレですね!
執務スペースから離れて、ここで軽い打ち合わせをしてもいいですし、気分転換にここで作業をしてもいい空間になっています。ここにはプロジェクタースクリーンもあって、毎週一回、全体報告会やエンジニア勉強会などにも利用しています。
天井からスクリーンを引き出して報告会
ーースクリーンの奥にあるのもミーティングスペースですか?
はい、そこでミーティングする人もいますし、お昼休憩をとるスタッフもいます。奥の壁一面はホワイトボードになっていて、今もメンバーが打ち合わせしているところですね。
壁一面がホワイトボード
ーーゆったりリラックスできそうな、大きなソファも羨ましい!
実はこのソファとテーブルは、掲示板「ジモティ―」で購入したものです。ソファは1万円、テーブルは2千円でゲットしました(笑)。
ーー安い!
掲示板「ジモティ―」で購入したソファ
ここで、ひと休みしてリフレッシュ
ーーカフェカウンターがあるのもオシャレ!
カウンターには、小腹が空いたときに購入できるお菓子BOXやコーヒーマシンなどを設置しています。
カフェカウンター
小腹空いたらお菓子が買える
コーヒーサーバーも充実
カウンターでミーティングする姿も
カウンターの奥には本がズラリ
ここにある本は、すべてスタッフの私物。みんなが本を貸し借りできる図書スペースになっています。借りたい本があったら、かならず持ち主に声をかけるというルールで。仕事に関連する本が多いですが、小説やエッセイなどを置いてもOKです。
本を返すときに感想を伝えて、社員同士のコミュニケーション増加にも繋がっています。
ーーずっと気になっていたのですが、この器具はなんですか?
これは社長のアイデアで設置した健康器具です。デスクワークで肩がこったり、気分転換したいスタッフがぶら下がったり、懸垂したりしています。
ーー本当だ、懸垂している方が!
省スペースできる、ちょっとした運動不足解消に役立っています。
まとめ
開放的なエントランス
約2ヶ月という短い期間の物件探しで、現在のオフィスに移転を決めたジモティ―。以前よりオフィスが駅チカになったのも便利に感じていると言います。
また五反田は、恵比寿に比べるとランチ単価がリーズナブル。お財布にも優しくボリューム満点の飲食店がオフィス周辺に多数あり、社員の皆さんとても喜んでいるそうです。
エントランスからフリースペースまで広がるこの空間は、とても開放的。社員のモチベーションアップはもちろんのこと、採用面接で来社した人も入口でジモティ―に好印象を抱くように思いました。